外で楽しめるレジャーとして、あらためて注目を集めている「キャンプ」。
記事をご覧の皆さんの中にもこれから始めよう!と思っている人も多いのではないでしょうか?
ただ、いざ始めようとすると…こんなことで悩みませんか?

- 道具は何を揃えればいいの?
- 総額いくらくらいするの?
- 手軽に揃えられる方法はないかな?
そこで今回は、これからキャンプを始めようとしている方に向けて、
私たち夫婦が実際に揃えたキャンプに必要なアイテムを10個ご紹介!
なぜ必要なのか、商品を選ぶ際のポイント、かかった初期費用まで公開します!
また、手軽に必須アイテムをそろえる方法もご併せて紹介しますので、是非ご覧ください!
この記事を読むと…
- キャンプを始めるのに何のアイテムが必要なのか分かります!
- 初期費用の目安がつかめます!
- 手軽にキャンプグッズをそろえる方法も分かります!
キャンプに必要なもの10選!
テント

- なぜ必要?
こちらは言わずもがなですが、キャンプ中の拠点となるテント。
デイキャンプでは日よけにもなりますし、一泊する際には家の役割を果たします。
キャンプを快適に過ごすためには必須のアイテムとなるので、
自分に合ったテントを選びましょう。
- どんなものを選べば良い?
テントにもたくさんの種類がありますが、これからキャンプを始めようと考えている人には
最もスタンダードなドーム型テントがオススメ!
組み立てもしやすく、居住空間も広い、なおかつスタンダードゆえに各社から様々な種類のドーム型テントが販売されているため、コスパが良い商品が多いのが特徴です。
他にもリビングスペースと寝室が分かれているツールームテントや、グランピングでよく見かけるお洒落なワンポールテントなどもあるので、自身のやりたいキャンプスタイルに合わせて、検討するのが良いでしょう。
- 例えばこんな商品!
【ドーム型】

【ツールーム】

【ポール】

グランドシート

- なぜ必要?
グランドシートとは、地面とテントの間に敷くシートのことを言います。
このシートは耐久性や防水性に優れているものが多く、テント底の保護や、浸水の防止、更には底冷えの軽減など、テントで快適に過ごすには欠かせないアイテムになっています!
- どんなものを選べば良い?
基本的にはサイズと、耐水圧を確認しましょう。
サイズはテントサイズと同じかやや小さいくらい、耐水圧は1500㎜以上を選べば問題ないです。
- 例えばこんな商品!

ペグハンマー

- なぜ必要?
テントを組み立てる際に、地面へテント固定するために”ペグ”という杭を打ち込みます。
その際、このペグハンマーを使うことで効率的にテント設営を行うことが出来ます。
さらに、ペグハンマーの利点は、ハンマーの逆部分が”ペグ抜き”になっており、
地面に硬く刺さったペグを簡単に抜くことが出来るという優れものになっています!
- どんなものを選べば良い?
ハンマーの素材、扱いやすい重さ、手から飛んでいかないようにするストラップ機能、またペグ抜きの形がポイントです。
オススメは、金属素材で、重さが500gくらい、ストラップ機能付きで、ペグ抜きの形がホール型のもの!ちょうどよい重さで使っていて疲れないですし、ペグ抜きがさまざまなペグに対応できるホール型なので、長く使えると思います。
- 例えばこんな商品!

防水スプレー
- なぜ必要?
テントで一泊すると、翌朝、朝露でテントがびしょ濡れになっていることがほとんど…
天気が良ければ朝ご飯を食べたり、他の後片付けをしている間に渇くのですが、
少しでも天気が悪いと、たたむ時まで濡れっぱなしです…
テントを張る際にこの防水スプレーを振っておくだけで、翌朝のテントの濡れ具合が
だいぶ違います!
- どんなものを選べば良い?
個人的にはスプレータイプが、施工しやすくオススメです。
中には、ワックスタイプなどもあり、長期間効力を発揮するもの等もあります。
- 例えばこんな商品!

シュラフ(寝袋)

- なぜ必要?
キャンプの夜は急に冷えたりするので、こうした保温性の高いシュラフを用意しておくと、
寒い夜でも、快適に過ごすことが出来ます。
ちなみに我が家の最初のキャンプはインフレーターマットと毛布だけ持っていきましたが、
10月末かつ山の上だったこともあり、めちゃくちゃ寒い思いをしました…笑
シュラフ、絶対持って行ったほうがいいですよ!笑
- どんなものを選べば良い?
シュラフにも3種類ほどありますが、個人的には「封筒型」がオススメ!
他の型に比べると保温性は若干劣りますが、チャックを全部広げると、
一枚の毛布のようになるので、個人的には使い勝手が非常に良いです。
わが家はテント泊する際に、ペットと一緒に寝ることが出来るので、重宝していますが、
お子様がいらっしゃるご家庭などにもこの封筒型はオススメです。
他にも体に密着して保温性の高いマミー型、封筒型とマミー型のいいとこどりをしたエッグ型もあります。
- 例えばこんな商品!
【封筒型】

【マミー型】

【エッグ型】

インフレーターマット

- なぜ必要?
グランドシートを地面に敷いても、やっぱり石や凸凹があると気になって、
ちゃんと寝ることが出来ず、せっかくキャンプに来たのに「なんか疲れた…」なんてことも…
そんな時に役立つのが、インフレーターマット!
シュラフの下に、このマットを引くことでそうした居心地の悪さから解放されます。
(我が家ではさらにインフレーターの下にホームセンターで売ってる銀マットを敷いてます)
- どんなものを選べば良い?
収納性と寝心地が両立されている、厚さ5㎝くらいのものが最初はオススメ!
キャンプツーリング等、比較的携帯性が求められる場合はさらに薄いもののほうが、
小さくまとめられますし、「寝心地を追求したい!」場合は約10㎝の極厚のマットもあります!
ご自身のキャンプスタイルが決まってきたら、見直してみるのもいいかもしれません。
- 例えばこんな商品!

テーブル

- なぜ必要?
ご飯を食べる、調理をする、ものを置く等、めちゃくちゃ良く使うテーブル。
特に屋外で使用することがほとんどなので、「自宅にある折り畳みテーブルで代用しよう!」は
足がボロボロになるので、やめておいたほうが無難です。
- どんなものを選べば良い?
持ち運びやすさ、デザイン性、軽さの観点に加えて、大きめのメインテーブルを購入される方は
「車にちゃんと収まるかどうか」も確認しておいたほうが良いでしょう。
また足が高く、立ったまま調理や飲食ができるハイスタイルか、地面に近くゆったりと過ごせるロースタイルか、自身のキャンプの楽しみ方に合わせてテーブルの高さを選ぶのも良いでしょう。
ちなみに最近はロースタイルが人気みたいですよ!
(うちはどっちもできる可変のやつにしました)
- 例えばこんな商品!
【可変タイプ】

【ロータイプ】

チェア

- なぜ必要?
シートを引いて地べたに座り込むのもリラックスできていいですが、前日の雨や、朝露などで、
地面が少し湿っていたりすると泥が身体に付いちゃうので、アウトドア用の椅子があったほうが
便利です。外で使うことを想定されてるので、コップ入れや最近ではスマホ入れまでついている
チェアもあり、そこから抜け出せなくなります。
- どんなものを選べば良い?
こちらもたくさん種類がありますが、もしテーブルをハイスタイルにするのであれば、高さが合うハイチェアがおススメです。家庭用の椅子に近い高さなので、ストレスなく過ごすことが出来ます。
その他にもローチェアやベンチシート、中にはリクライニング機能が付いた超快適チェアまで
実に種類が豊富なアイテムなので、他のアイテムと合わせて検討すると良いです。
- 例えばこんな商品!
【ハイチェア】

【ローチェア】

【ベンチ】

クーラーボックス

- なぜ必要?
特に暖かい季節は、食材の痛みが早くなるので、食中毒などのリスクを回避するためにも、こうしたクーラーボックスは必要不可欠です。
保冷性が高いものであれば、ビールもキンキンの状態で持ち運べます!
ちなみにハードタイプだと、簡易な椅子としてもテーブルとしても使うことが出来るので、
あるとかなり重宝します!
- どんなものを選べば良い?
いくつか種類がありますが、キャンプではハードタイプのものがオススメ!
保冷力はもちろんのこと、前述の通り、簡易な椅子やテーブルとしても使えるので、
とても優れものです!また容量も一つの選ぶポイントとなります。
私たちは夫婦二人で35Lのクーラーボックスを使っていますが、若干余裕があるかな?
というくらいなので、行く人数に合わせて容量を選ぶことをおすすめします!
- 例えばこんな商品!

ランタン

- なぜ必要?
キャンプ場の夜は明かりもなく大変暗くなります。
真っ暗のなかで移動すると何かに躓いて転んでしまったり、
自分のテントが分からずプチ迷子になったりします(経験済み)
そんな時に活躍するのがこのランタン。
周囲を優しく照らしてくれるので、暗い夜でも安心して動けます。
置き型なので、テーブルに置くこともでき、夜でも飲み物やおつまみの位置などが
しっかりわかるようになります。しかもお洒落!落ち着く!
- どんなものを選べば良い?
初心者にオススメなのはLEDランタンです!
事前に充電をしておくことで、キャンプの一泊二日くらいなら平気で充電せずに過ごせます。
最近はスマホを充電できる電源機能付きや音楽再生機能がついていたりと多機能なものもあり、
キャンプだけでなく、災害時にも役立つアイテムです。
その他、お洒落なガスランタンやオイルランタンといった種類もあり、こちらは超雰囲気あって、
そのうち買ってみたい商品です。
- 例えばこんな商品!
【LEDランタン】

【オイルランタン】

【ガスランタン】

(おまけ)その他キャンプに必要なものリスト

上記の10アイテムの他にも必要なものはありますが、
★が付いていないもの家にあるもので代用できるので、
まずはキャンプに行ってみて、「やっぱりほしい!」と思ったら買うようにすれば、
初期費用を抑えつつ十分に楽しむことが出来ます!
テント関係
- テント★
- グランドシート★
- ペグ
- ペグハンマー★
- 防水スプレー★
- タープ
- テントロープ
寝具関係
- シェラフ★
- インフレーターマット(コット)★
- ミニテーブル
- アルミマット
- 毛布
食事関係
- テーブル★
- チェア★
- クーラーボックス★
- 保冷剤
- ガスコンロ
- フライパン(スキレット)
- 鍋
- 包丁
- まな板
- 食材、調味料、飲み物
- 食器類(紙皿や紙コップ等、割りばし等)
その他備品関係
- ランタン★
- 懐中電灯★
- 虫よけスプレー
- 耐熱グローブ(★)
- 薪バッグ(★)
- ナイフ(斧・鉈)(★)
- 焚火台、五徳(★)
- BBQ用アルミ(★)
- ゴミ袋
- ツールストッカー
初期費用は大体4万9千円!

先ほど、★を付けたものは、私たち夫婦も最初に揃えたもので、合計金額は4万9千円!
テンパパはどうしても焚火がしたかったので、(★)まで購入して、5万7千円でした!
ただしテーブル、ランタン、焚火台は、買ったものの満足できず、
結局しっかりしたものを買い足すことになったので、
この3つだけはしっかりしたもの買うのも良いかもしれません。
必要なものリストと各アイテムの金額一覧
No | 必要なものリスト | わが家の購入金額(2020年) |
---|---|---|
① | テント★ | ¥14,300 |
② | グランドシート★ | ¥2,023 |
③ | ペグハンマー★ | ¥2,500 |
④ | 防水スプレー★ | ¥999 |
⑤ | シェラフ★ | ¥4,858(2個) |
⑥ | インフレーターマット★ | ¥7,160(2個) |
⑦ | テーブル★ | ¥2,999 |
⑧ | チェア★ | ¥5,736(2脚) |
⑨ | クーラーボックス★ | ¥5,480 |
⑩ | ランタン★ | ¥2,998 |
⑪ | 耐熱グローブ(★) | ¥999 |
⑫ | 薪バッグ(★) | \100 |
⑬ | ナイフ(斧・鉈)(★) | ¥3,580 |
⑭ | 焚火台、五徳(★) | ¥2,980 |
⑭ | BBQ用アルミ(★) | ¥1,000 |
最近はソロキャンスタートパッケージも発売されています!

2022年2月には有名メーカーのColemanから
ソロキャンプスタートパッケージというものが発売されました!
ソロキャン(ソロキャンプ、一人でするキャンプのことです)用なので、
複数人が入れるテントではありませんが、それでも
本日ご紹介した必須アイテムはもちろん入っていて、
なおかつColemanで揃えられるというとてもお得なセット!
気になるお値段は76,800円!
自分で買いそろえたほうが安いですが、一気にキャンプに必要なものがそろって、
メーカーも統一感がありお洒落、かつ各アイテム高機能であることを踏まえると、
とってもお買い得な気がします。
内容物の詳細等、気になる方は下記リンク先をご覧くださいね。

【そのほかこんなセットもあります】


まとめ
結論、キャンプを始めるのに必要なアイテムは10個、初期費用は4万9千円くらいで揃います!
また少々、お値段は高くなりますが、
販売されているスタートパッケージを購入されると、
買いまわる手間もなく、すぐにキャンプを始めることが出来ますよ!
色々書きましたが、安いグッズでも十分にキャンプは始められます。
私たち夫婦も最初は安いものから買い揃え、徐々にギアを進化させていている最中…
ちょっとずつそろっていく感じもまたキャンプの楽しみ方の一つかもしれませんね!
以上、今回は、キャンプするために必要なアイテムについてご紹介しました。
それでは!楽しいキャンプライフを!
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